1. 開業届とは?
正式名称は 「個人事業の開業・廃業等届出書」。
個人事業主としてスタートする時に 税務署へ提出する書類です。
何のために出す?
- 所得税の申告区分を決める
- 青色申告を使うための前提になる(65万円控除の第一歩)
- 屋号を正式に登録できる(任意)
2. どこに提出する?
あなたの 自宅(事業所)を管轄する税務署へ提出。
提出方法は3つ:
- 直接持ち込み
- 郵送(控に返信用封筒を入れる)
- e-Tax(マイナンバーカードあれば最速)
3. いつまでに提出すればいい?
開業日から 1か月以内 が原則。
※ただし、遅れてもペナルティなし。青色申告を使いたいなら期限に注意。
📝 4. 開業届の書き方(1項目ずつ解説)
ここから一番わかりやすく解説します。
(※書き方は実務上で使われる“安全な”記入方法です)
① 届出の区分
「□ 開業」にチェック。
② 納税地
通常は「住所地」にチェック → 自分の住所を記入。
事業所が自宅以外でも、住所地が一般的。
③ 氏名・生年月日
そのまま記入。印鑑は認印OK(シャチハタでも実務上問題なし)。
④ 個人番号(マイナンバー)
自分のマイナンバーを記入。
⑤ 職業
大まかに書けばOK。
例:
- 美容業
- 飲食業
- コンサルタント
- 小売業
- Webデザイナー
- 便利屋
⑥ 屋号
事業の名前。
※空欄でもOK!後で変更も自由。
例:
- Inaba Consulting
- さくら美容室
- 稲葉屋
⑦ 開業日
実際に「事業を始めた日」。
売上がゼロでも、
「準備」や「仕入れ」開始日で問題なし。
⑧ 事業の概要
“どんな仕事か” を20〜40文字程度で書けば十分。
例:
- 美容室の運営
- 経営・開業支援のコンサルティング
- ホームページ制作および保守
- 飲食店の運営
- ネットショップ運営
⑨ 給与の支払いの有無
従業員がいなければ「無」にチェック。
従業員を雇う場合 → 「有」にして人数を記入。
※家族に給与を出す予定なら「有」。
⑩ 青色申告承認申請書の提出の有無
青色申告を使う予定なら「済」にチェック。
(別紙の「青色申告承認申請書」も一緒に提出)
📌 5. 開業届の提出に必要なもの
| 必要なもの | 内容 |
| 開業届 | 1枚(コピー1枚あると良い) |
| マイナンバーカード or 通知カード | 個人番号確認用 |
| 本人確認書類 | 運転免許証など |
税務署に持ち込めば5〜10分で終わります。
💡 6. 書くときのポイント(初心者が迷いやすいところ)
✔ 屋号は絶対いらない
あとから自由に変えられるため、空欄でもOK。
✔ 事業の開始日は自由度が高い
開業日=自由。
仕入れを始めた日、準備をした日でもOK。
✔ 税務署で質問されない
窓口で確認されるだけ。審査無し。
📘 7. 開業届はこれだけで完了!次にやることは?
開業届を出したら、次の3つを進めるとスムーズ。
① 青色申告承認申請書(絶対おすすめ)
65万円控除、家賃・光熱費も経費計上しやすくなる。
② 事業用の銀行口座を作る(必須ではないが推奨)
プライベートと分けて管理しやすくなる。
③ 会計ソフトに登録(freee / マネフォ / 弥生)
確定申告がめちゃくちゃ楽になる。
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